科学研究費補助金・基盤研究(C) 2021-2023年度

大学職員の内発性に基づく役割モデルの再構築に向けた国際比較研究

大学評価学会第22回全国大会:課題研究報告(2025年3月2日 at 西南学院大学)

座長:深野政之(大阪公立大学)

趣旨

2021年4月に継続採択された第2期科研計画では、本学会が創立以来継続してきた教職協働研究の蓄積を基盤として、韓国・台湾との国際共同研究により日本、韓国、台湾での実践の中から形成されてきた大学職員の役割モデルについて明らかにすることにより、日本の大学職員に対する新たな役割モデルを提示することを目的としている。  コロナ禍による海外渡航制限により3年余りにわたり海外訪問調査がかなわなかったが、2023 年 8 月に大学行政管理学会関東地区研究会の協力を得て韓国・釜山の 3 大学(釜山外国語大学、東明大学、東義大学)を訪問し現地教職員へのインタビューと意見交換を行った。2024 年 12 月には、東義大学職員のキム・ドンジュン氏を招聘し、研究会を行った。今回は大学職員の新たな役割モデルの提言に向けた具体的なテーマに関わる議論を行う。


話題提供・報告「日本の大学職員の仕事経験−大学組織の特性と大学職員の業務内容−」

 大島 英穂氏(元・立命館大学)

(文献)大島英穂『大学職員の仕事経験の探究: 業務と仕事への取り組み方の分析』東信堂、2024年

PPT資料〔印刷不可に設定しています〕

当日の参加者は35名でした。